チャリティーイベント盛大に

司祭 アンデレ中村豊

6日(日)の創立記念礼拝に先立ち、10月5日(土)午後4時半よりイベントは開催されました。会場には丸テーブルが数カ所設けられ、来場者は思い思いの席にすわり歓談、食事を共にしました。五時半、ミカエル教会日曜学校生徒による手話と聖歌「主我を愛す」によってコンサート開始。独唱、合唱、器楽演奏などが次々と披露され喝采を浴び、オペラから童謡、民謡、カントリーまで幅広く変化に富んだ音楽が聴衆を魅了しました。

 チャリティーイベントの収益金約29万円はフィリピンの宣教活動を支援するために献げられましたが、演奏の合間にフィリピンの事情に詳しい遠藤雅巳執事(神戸国際大学教授)が、特にピナツボ火山噴火によってひどい被害を受けたフィリピン先住民ネグリトが現在までどのような生活を送ってきたか。その支援のため何が必要かについて短くお話をされました。

来場者は約180名。
 昨年は教会創立120年ということで教会駐車場とホールを会場に、教会外にもチラシなどを配布し宣伝も大がかりにし、大々的にイベントを実施しました。今年は教会内に限定し準備をすすめましたが、いざ、幕を開けてみると昨年以上の入場者とチケット販売がありました。教会記念日礼拝とあわせ2日間で約350名が教会に足を運んだ計算です。
多くの人たちのご協力により盛会のうちに幕を閉じました。特に快く出演に応じてくださいました方々に深く感謝を申し上げます。


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