教会内諸団体活動報告

昨年度報告

■福 祉 部 
昨年度の 活動報告
@特養ホームオリンピアとの連携で、○四年度に引き続き当教会地下ホールで、サテライトデイサービスを実施しています。昨年九月からは毎週木曜日に実施されるようになり、オリンピアから来られています職員・スタッフの方たちのお世話を受けています。当日午前中は十数名の方が参加して聖書研究会が開かれ、約一時間ほど学んだ後昼食休息をし、午後一時頃からサービスを受けられる方が居残って午後二時半頃までゲームを楽しんでいます。なお、教区レクイエムのため聖研のない第一木曜日には、ケアバスで見学に行くか休みになります。  
A毎月一回、第二火曜日にはふれあいクッキング「ミカエル」と名づけて料理教室を開いています。約二十名の方が講師のご指導を受け午前十一時より午後一時半ごろまで「作って・食べて・しゃべって」のキャッチフレーズ通
りの楽しい会として続いています。  B五月二十一日(土)午後二時から特
養老ホームオリンピアで協賛の形で「高齢者と介護者の教室」を開催、河南矯正歯科クリニック院長 河南和幸先生から「噛んで予防する生活習慣病」と題してお話しを聞きました。
本年度の活動方針
従来の活動を本年も継続していきますので、皆様のお力添え宜しくお願い致します。
一、 毎週木曜日、聖書研究会に引き続いて行われますデイサービス。
二、 毎月第二火曜日に行われますふれあいクッキング「ミカエル」。
三、講師をお招きして講演会を開く。尚、右の一、二の会に、新たに入会ご希望される方はお申し込みいただければ大いに歓迎致します。福祉部といたしましては、以上の活動の他に、皆様が平素お気づきになっておられて、それが私たちの力で実行可能な活動があればご助言いただければ幸いです。以上よろしくお願い致します。
     (報告者 小川一彦)

■アッシャー
二○○五年度は総勢二十五名(男性十五名、女性十名)の方々の献身的なご奉仕により、無事役目を果たすことが出来ました事を感謝しております。ただ一つ、残念に思いますのは、折角ご奉仕を申し出て下さった小寺治雄兄が健康を害されて途中で引退(断念)されたことです。
アッシャーの仕事は、教会に来られた方が扉の前に立たれた時から、お帰りになる時までの奉仕をさせて頂いています。先ず、入口(受付)で暖かくお迎えして快く礼拝に加われますように、また礼拝が滞りなく進行するように心がけています。(時として、ハプニングの発生もありますので、対処に努めています。)特に、私たちが心していますのは、初めてこの教会に来られた方(他教会の方や未信者の方)に好意を持って頂き再度訪れて頂けるようにと願っています。それ故、未信者の方が来られた時には皆様の席の隣に案内をさせて頂く場合がありますので、その折りにはぜひご協力をお願い致します。少し遅れていますが、二月十一日に研修会を予定しており、二○○五年度の反省と本年度の進め方を話し合います。最後になりましたが、皆様の中から新しくご奉仕をして頂ける方を心より期待しています。
    (報告者 大湖賢二)

■オルターギルド
昨年度の活動としては阪神淡路大震災十年記念礼拝を初めとして、主日礼拝と聖婚式の準備等のお手伝いをしました。また六月には中村主教様の講話によるミカエル教会の研修会、十月にはナザレ修女会の美代志霊母様をお招きして大聖堂参事会主催の神戸教区オルターギルド研修会が開催され、私たちミカエル教会のメンバーが大聖堂参事会及び教区事務所の方々のご支援をいただきながら準備をさせて頂きました。今までと違う新たな経験をさせて頂くことで自分の足りなさを思いつつも、教区内の各教会でご奉仕されている方々と共に学び、また皆様のご苦労や葛藤を知り、色々なことを語り合う時を持つことが出来て多くの励ましをいただいたように思います。ともすれば礼拝奉仕をすることに慣れてしまって心を置き忘れてしまったり、今までに経験のない大礼拝等のご奉仕をする時には不安と畏れで気持ちの余裕を無くしたりと、とかく目先の事に捕らわれてしまう自分を諫めて、今後も祈る心を失わずに務めさせて頂きたいと思います。
(報告者 八代英子)

■GFS
活動報告
昨年は日本聖公会GFSでの神戸支部の担当が世界会議(3年毎に開催され今回は昨年夏にアメリカのフィラデルフィアにて開催)に代表者を派遣するという役割です。
これは大会に会長とジュニァおよびナショナルチャプレンを派遣するために旅費、参加費等を作るという役目です。各教区のGFSに協力してもらい、手芸品やジャムなど作品を作っていろいろな集会でミニバザーをやったりして資金稼ぎをしました。でもそれでは微々たるものしか集まりません。それで毎回全国の賛助会員さんやその他の皆さまに募金をお願いしております。今回も何かと大変なこの時期にもかかわらず沢山の方のご支援で無事代表者を派遣することが出来、彼女たちはそれぞれ大きな成果と力を頂いて帰ってきました。きっと聖公会のためにGFSを通して主のみ栄えをあらわしてくれることでしょう。ミカエルの多くの賛助会員の方、ご支援してくださった皆さまにお祈りとご協力をして頂いたことを改めて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
 そんなことで昨年は予定をしておりました講演会(勉強会)がうまく計画通りに実施できず残念でした。あとはいつもの聖布の管理のお仕事は何とか毎週欠かさずさせて頂け感謝です。
今年の計画
一、不足したリネンの補充と補修
二、勉強会 ―聖ヨハネ教会と共同でテーマをシリーズで2・3回
三、料理講習会 ―韓国、中国の簡単家庭料理など
上記の2項目は教会の皆さまにもご案内してご一緒に楽しく交わりGFSをより良く理解して頂こうと願っています。
四、近隣の他教区との交流 ―交わりの輪を広げGFSを広めたい
以上ちょっと欲張りな計画を立てましたが、皆さまのご協力とご支援をお願いいたします。
      (報告者 相沢敏江)

■育児サークル
 育児サークルは「子どものからだもこころもすこやかであるように」と「親の子育て不安や悩みを一緒に考えましょう」との趣旨で始まり、毎月原則として第一日曜日の礼拝後約三十分、和室に集っています。活動は、ワンポイント講義とみんなでワイワイと話し合いをしています。子ども達は楽しい遊びをしています。
 お世話係は病気や予防などからだの健康については松田宣子、遊びやしつけなど保育については山ノ井景子、こころや親の子どもとのかかわりなど心理については幣原直子が担当しております。
 昨年のワンポイント講義は『予防でバッチリ、風邪・インフルエンザに負けない』『アレルギーとのつき合い方』『ブラッシング講座?年齢に応じた歯磨きポイント、キシリトールと虫歯予防』『あせもと湿疹』『子どもの発熱とひきつけ』『健康なからだづくり(食生活を中心に)』等でした。時宜にあったテーマを選び、参加者は疑問や心配なことを出しあい、時には「わが家流」を見直すこともあります。
 言うでもないことですが、子どもの成長・発達には【遊び】が欠かせません。遊びがいかに大切かはいつも話題に出て確認しあっていますが、『わらべ歌』に秘められた深い知恵を教わり、童心に帰って歌ったこともありました。また、世情を反映した「キレル」「ムカツク」などには活発な意見が交わされました。
 子育てには悩みもありますが、喜びも大きいのが育児の醍醐味です。学びやお互いの意見交換で納得や新たな気付きも生まれますし、また「育児」は「育自」でもあるといわれます。子どもも大人も【すこやか】に過ごせるよう、集いを大切にと考えております。
 子育て中の方ばかりでなく、子育て予備軍の方、子育てを卒業された方にも御参加いただき、子育ての体験やお知恵をお聞かせください。年齢、性別など問いません。いろいろな立場の方にお集りいただき、体験や疑問を出し合い、学びや気付きの多い豊かなひとときになるよう、スタッフ一同願っております。
 多くの方々の御参加を心からお待ちしております。
 (報告者 幣原直子)

【お断り】
今回紙面の都合上、掲載できなかった「婦人会」「聖歌隊」「男子会」「アコライト」については次回タイムスに掲載致します。
【お知らせ】
今年のイースターは4月 日(日)です。万障繰り合わせてご出席くださいますようにご案内致します


今年度方針

■男子会
昨年は当初予定していた忘年会も開かれず、伝道区連合の男子会も合わせて休眠状態でした。
牧師に芳我先生をお迎えして約十ヶ月、これまでゆっくりと話し合いをする機会がありませんでしたので、今年はイースター後に、壮年層だけでなく広く信徒の皆様に呼びかけておそまきながらの懇親会を計画したいと考えております。その他研修会、親睦旅行などご提案がありましたら是非お聞かせください。
     (報告者 松田嘉彦)

■聖 歌 隊
 聖歌隊は通常水曜日夕刻に集まり、中村真理さんの懇ろな指導を受けています。2005年は1月5日から定例練習に入り、阪神淡路大震災十年記念教区礼拝(16日)で、他教会の方と共に「天より声聞こゆ」「アヴェ・ヴェルム・コルプス」他を奉唱しました。オルガンは松原さんでした。また岸下泰子さんによるフォーレ「ピエ・イェズ」独唱は全参列者の深い追悼の祈りとなりました。
 棕櫚の主日、復活日(27日)はサッチャー「来たれ誠実の主よ」他を奉唱しました。それまで私共の活動を支え助けて下さった上原司祭ご一家が直後に転出されました。上原先生有り難うございました。テーノル浪花君は進学のため、またソプラノ中村香さんは結婚・転居のため4月に入ると相次いで聖歌隊を離れられました。お二人をお祝いし、これまでの力強いご協力に感謝します。
 聖霊降臨日には新しく着任された芳我先生の牧師任命式が行われました。ご多忙中にも拘わらず、時間の許す限り練習に加わって下さり、令嬢めぐみさんがソプラノに入って下さいました。感謝いたします。
 教会創立記念日にはサン・サーンス「天使の糧」を、諸魂日には「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を奉唱しました。降臨日前宵祭と第二聖餐式礼拝には「樅の木」「ネバー・ウェザービートン・セイル」を歌わせて頂きましたが、礼拝式に先立ち、短い「コンタキオン」と「リタニア」を(後者はア・カペラで)奉唱いたしました。二日に亘る奉唱の間、自パートを歌いながら他のパートが良く聞き分けられたのも初めての経験です。技術については満足の域に程遠いものの、漸く遠くに目標の灯を見た思いです。以上の殆どすべての重要な祝日の奉唱をオルガンの佐藤さんが支えて下さいました。感謝いたします。
 振り返って、私共の奉仕活動とは別に、聖歌隊にとって感銘深い二つの出来事がありました。その一つは韓国のホサナ・クワイアが7月半ばに来日、大阪と神戸の教区聖堂で演奏を披露した事です。圧倒的な員数、技術、表現意欲に私共は強い印象を受けました。その二は芳我先生のご尽力により十一月二十日に松蔭女子大聖歌隊が本教会の主日礼拝に奉仕して下さった事です。素直で良く響く歌の誠実さと若々しさに深い感銘を覚えました。
 聖歌隊は慢性的な高齢化に悩みつつも、少数ながら優秀な男声を迎え、今年度は更に若い方を迎える努力を続けます。そして神への感謝、賛美、祈りに相応しい歌い方を模索・学修・修練しながら奉仕を進めたいと希願しています。
     (報告者 幣原映智)

■婦 人 会
 お恵みのうちに新しい年を迎え一年の働きを始めようとしています。役員構成も新しくなり役員一同頑張って参りますが皆様の婦人会です。どうぞご理解、ご協力、ご奉仕を宜しくお願い致します。
行事報告
被献日礼拝(聖ヨハネ教会)、世界祈祷日(栄光教会)、教区婦人会大会(広島)、バス旅行(鳥取)、靜想日礼拝(昇天教会)、新しい試みとして「ヨガ講習」を片山禮子先生のご指導のもと楽しい一時を持ちました。
ご奉仕ではイースター、聖霊降臨日、バザー、イブ・クリスマス等の祝会準備をしました。例会は9回開催できました。礼拝後の茶話会当番は第二日曜日に、役員会は随時持ちました。
本年度行事予定
被献金日礼拝(聖ミカエル教会)、世界祈祷日(聖ミカエル教会)、教区婦人会代表者会(神戸)、バス旅行、親睦会、病者訪問、お見舞い、例会は一、三、五、七、九、十一月の第4日曜日礼拝後、茶話会当番は第2日曜日。今年も宜しくお願い致します。
     (報告者 覚前康子)

■アコライト                           
 昨年度のサーバーは主に2〜3人で行なっていた。本来ならば5人でやることが理想とされているが、当教会では青年が少ないため5人揃うのは難しい。今年は、このような事態を解消していくために、青年を募集し奉仕していく方針である。
 また、聖餐式で使うサンクチャリスベル、インセンス(御香)、ゴスペル(福音書)の使い方と意味をサーバー全員が習得できるよう礼拝後に研修会を行ないたい。また、奉献時、倍餐時に各担当を決め礼拝をスムーズに行なえるように勤めていきたい。
(報告者 浪花朋久)

■青年会
 昨年度は教区青年交流会の参加が主な行動であった。しかし、ミカエル教会青年会での活動は青年不足のせいかバザーのみであり、その他の奉仕はあまりで出来ていなかった。
 今年度は多くの青年を募集し、ミカエル教会青年会としての活動を中心としていく方針である。
(報告者 浪花朋久)


© 2001 the Cathedral Church of St.Michael diocese of kobe nippon sei ko kai