教会内諸団体活動報告

■福祉部

昨年度の活動報告
 2010年度も当教会地下ホールでサテライト・デイサービスが、特養老ホームオリンピアから来られる職員・スタッフの方のお世話で毎週木曜日に開かれました。午前中はデイサービスの参加者も聖書研究会に加わって聖書のみ言葉について学び、昼食休憩後はデイサービスを受ける人たちが残り、午後1時頃から血圧・体温の測定を、そのあと介護予防ノート・誤嚥予防体操ノートを教科書として、ときには栄養士の先生のお話を聴くなど、健康管理に必要なことを学び、体操・ゲームを楽しみ、おやつをいただいて午後3時頃に終了しています。
 毎月1回、第2火曜日には、ふれあいクッキング「ミカエル」と名づけ、料理教室を開いています。7年目を迎えましたが「作って、食べて、喋って」のキャッチフレーズの雰囲気は保たれ、約20人の方が講師の指導を受け楽しいひと時を過ごしています。
毎年福祉に関係する講演会が特養老オリンピアで開かれていますが、本年は社会福祉法人光朔会主催の「高齢者と介護者の教室」が6月20日(日)に開かれ、「本当は怖い眼の病気」について新長田眼科理事長の山中弘光先生のお話を聴きました(参加者 約140名)。眼の病気についての基礎知識から、最新の治療法まで、わかりやすくお話していただきました。

本年度の活動方針
 昨年度の活動を継続実施していきますので、皆様のご理解とお力添えよろしくお願いいたします。デイサービス・ふれあいクッキングについては新たに入会をご希望される方があれば、ご遠慮なくお申し出で下さい。
 また、健全な日常生活を送っていくにあたって医療など参考になる講演会を本年も開きたいと思っています。
(報告者 小川一彦兄)

■オルタ―・ギルド

 オルター・ギルドの仕事は、第一、聖餐式の準備と後片づけ。第二、礼拝用の聖具・聖品・式服・その他、道具類の管理。第三、行事前の準備と掃除・洗濯です。
現在は、二名の欠員のなかで、お務めをさせていただいています。メンバーの方々には、ご協力いただき感謝いたします。
 昨年は、教会記念日のほか、聖職按手式、神戸聖ミカエル大聖堂耐震工事完了感謝礼拝、聖婚式と三つの大きな礼拝があり、関係者の方々には共に御奉仕をさせていただき、無事に務められた事を感謝します。
 教会での御奉仕として、耐震工事の為、地下ホールでの主日礼拝となり、その期間はメンバーの方々に大変な御苦労をおかけしましたが、いつにない、経験ができて楽しくもありました。倉庫整理などをお手伝いして下さった方々、本当にありがとうございました。
 教区大礼拝では、他の教会の信徒でない方々のご参加も多く、礼拝準備に戸惑ってしまうこともあったので、普段はオルターがしない御奉仕も知っておくことが、必要であったり、慣れていない方々のケアが不十分であったり、という反省点も多かったです。少しでも皆様に気持ち良く参加していただく為には、教会内のグループ枠を越えて協力し合う事が大切だと痛感しています。
 その他には、オルターの方々だけでなく、他のグループの方々ともコミュニケーションをとるようにしていければと思います。礼拝準備以外でも会場の整備や初めて教会に来られた方をご案内できるように心がけるのもオルターとして、重要だと感じる年でもありました。
 また、與賀田司祭の聖婚式では、初めて教会に来られた方々には、御迷惑をかけた面もあり、反省しております。
 今年度は、自分の御奉仕だけでなく、教会全体を見る、広い視野で御奉仕できればと思います。
(報告者 八代英子姉)

■青年会

 2010年度の青年会の活動は、昨年に引き続き、他教派の青年の方々との交わりを多く持つ一年でした。近隣のカトリックやプロテスタント教会の方々と定期的に超教派交流会を行い、親睦を深めました。その交わりの中で他教会の青年層の厚さや、活発な活動内容を知り、改めて私たちの課題に気付く機会となりました。また、超教派青年会の初めての試みで、神戸市民クリスマスの最後に青年を中心としたクリスマスパーティーを開催しました。普段、教会に足を運んだことのない方々も多くご参加いただく事ができました。
 これらの活動を通じて、依然として、人員が少ない中で、今後も新しい青年会メンバーを獲得・定着させていくヒントを得られたように思います。
 2011年は、他教派との交わりを継続しつつ、少しでも教会のことを知らない青年たちの交わりの時間を持てれば、と思います。
(報告者・高橋絵里姉)

■婦人会

 新しい年を迎え新役員も決まりました。二月二日(水)には、被献日礼拝が明石聖マリア・マグダレン教会で守られ、礼拝後には伝道区婦人会の親睦の時を持ちます。五年ごとに聖公会に回ってきます世界祈祷日礼拝の当番、三月四日(金)聖ミカエル教会を会場に「チリからのメッセージ〜あなたはパンをいくつ持っていますか〜」と題して、開催されます。神戸伝道区婦人会の皆様と共に、他教会、団体の方々をお迎えするため準備をしています。
 四月二八〜三〇日は、三年に一回の神戸教区婦人会大会が高知聖パウロ教会にて開催されます。
 七月にはバス旅行を楽しみましょう。また、教会行事・祝会などのご奉仕をお願いします。
 例会は第四主日礼拝後、お茶当番は第二主日です。どうぞ皆様、いろいろな行事にご参加ください。
 今年も、ご理解、ご協力、ご奉仕をよろしくお願い致します。

■男子会

 昨年12月18日、上原先生ご家族をお迎えして初めての男子会主催の懇親会(忘年会)を開きました。
 上原先生ご夫婦の出会いのきっかけなどをお聞きし、蒔人君のユーモラスなスピーチもあり、楽しい交わりの時でした。
 芳我先生在任中開いておりました壮年男子会も今年一月より再開いたしました。平日の午後からの集まりのため、仕事に就いておられる方の参加がむずかしいのが残念です。
 今年はマイクロバスを利用して、教会めぐりのような一泊旅行が実現できればいいなと考えております。
(報告者 松田嘉彦兄)

■アコライト

 4月から上原信幸司祭が着任され、また耐震工事が始まり、地下ホールで主日礼拝が守られ、秋には聖堂が新しくなったり、と変化の多い一年でしたが、二名の中学生と青年一名が今年から新たに加わり、慣れない部分もありますが、彼らの奉仕精神のおかげで、常にサーバーが三人以上いる主日礼拝を迎えることができたことは、本当に感謝です。特に今年は教区大礼拝や與賀田司祭の聖婚式などもあり、新人サーバーたちも良い経験ができたと思います。
 1月の初めには、中村豊主教様より「サーバーの所作」についての講習もあり、2011年は、無駄な動きがない奉仕ができれば思います。
(報告者 浪花朋久兄)

■中高生

 日曜日の礼拝後にお茶のお手伝いをしていますが、人数不足のため、有志の方々にお手伝いしていただいています。
 また、昨年の夏には中高生大会に参加し、教区の中高生たちとの交流を深めました。
 2011年からは「中高生会」を発足して、月に一度でも教会で集まりが行えればと思います。


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